行動を起こす大切さを知った ギャルが振り返る「3・11」

   昨年の3月11日。

   突如日本を襲った、未曾有の東日本大震災。

   今回のギャルウォッチでは、あれから1年を迎えるに当たり、ギャル達の生活はどう変化し、どのような生活を送ってきたのか、今一度振り返っていきたいと思います。

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「日々の生活をもっと大事にしよう」


考えさせられた1年でした

   まず、東日本大震災を経験したギャル達の今の心境をGRPにて調査すると、ギャル達の意見はこのようなものでした…。

『あの日のことを思い出すと、今でも怖いし、不安になる』
『震災から、日々の普通の生活をもっと大事にしようって思った』
『純ポやつーチャンが募金活動をしていて、自分も何か行動を起こす大切さを知った』

   このように未だかつて経験したことのなかった大震災に恐怖感を覚え、1年経過した今でもその恐怖感は心に色濃く残っているという意見が多い中、自分で行動を起こす大切さを知ったというギャルの声もありました。

   その背景には、ギャルにとってカリスマ的存在のギャルモデル・益若つばさと小森純が東日本大震災の被災地支援プロジェクト・We are the oneを立ち上げたことが関係しているようで、彼女達が街頭募金や自身のTwitterやブログで募金を呼びかけたことがとても印象に残っているようです。

   実際にこのギャルモデル達が先頭を切って募金を募ったことがキッカケとなり、ギャル達も個人で募金をしたり、ブログでも自分に出来る精一杯のことを行ったギャルが多かったようで、この一年の間でギャル達の意識や行動も大きく変化したようです。

「結婚」への意識も高まった

   では、このような意識や行動の他に、ギャルたちに変化が生じたことは一体何なのでしょうか。GRP編集部に遊びに来た、10代のギャルに意見をもらったところ、

   編集部員:『東日本大震災を経て、何か具体的に変わったことはある?』

   ギャルA:『震災後よく耳にする様な、絆を意識するようになった。昔より、彼氏や友達と頻繁に連絡を取るようになったよ』

   編集部員:『その他には何か自分の中で変化はあった?』

   ギャルA:『初めて彼氏との結婚を意識するようになった。実は今年中に結婚する予定なんです!』

と、震災後よく耳にするようになった、絆というワードを実感する様になったと言います。

   同時に震災前から付き合ってきた彼氏と結婚に踏み切る決意をしたそのギャルは、「自分にとって何が最も大切なのか」を明確に確信したことで、人生のターニングポイントの1つ「結婚」への意識も高まったようでした。

身近な繋がり「絆」を再意識

   ちなみに、2011年12月12日にGRPにて行った「将来の夢は何?」という調査では、第1位に「主婦」がランクインしており、身近なコミュニケーション上での「絆」作りへの意識が高まる中、結婚を意識したギャルが増えていたことも伺えるでしょう。

   今回の震災は、これまでのギャル達のコミュニケーションに変化を与えました。従来のネット上でのコミュニケーションを重視することが一般的だったものから、リアルなコミュニケーションの重要性や、身近な繋がり「絆」を再意識し、彼女達特有の完成に基づく行動を起こさせているようです。

   また、GRPの調査でも震災前よりもTwitterやFacebookを利用しているギャルが確実に増えており、家族・友達や彼氏など、繋がるための手段を広げ活用し、安心感を得ていることも分かりました。

GRP編集部員・ひろぽん

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