環境と芸術むすぶコンペ「KONICA MINOLTA エコ&アートアワード2012 supported by Pen」 東京・新宿で3/4から開催
コニカミノルタ運営のギャラリースペース「コニカミノルタブラザ」(東京・新宿区)は2012年3月4日から22日まで、同プラザギャラリーB&Cにおいて、「KONICA MINOLTA エコ&アートアワード2012 supported by Pen」作品展を開催する。
今回が4回目
各部門のグランプリはどの作品に?
この作品展は、環境と芸術を融合させ、アイデアおよびデザインをテーマにしたアートコンペで、今回が4回目となる催しだ。16歳から35歳までの若手クリエイターやアーティストによる応募作品279件の中から、厳選なる書類審査の結果、『ビジュアルアーツ部門』21作品、『プロダクト&コミュニケーション部門』9作品、および、今回新たに新設された『next ACTION部門』9作品の、入選作品計39作品を決定し、このほど発表した。入選作品は期間を通して展示される。
『next ACTION部門』は、苦境や逆境から日本を救うためにアートの力を活用したいという思いで設けられており、「3・11」に深く切り込んだ作品や、日本の復興、未来に希望を感じるアイデアなどが観賞できるという。
また、3月20日には最終審査が行われ、グランプリ(各部門1本)、準グランプリ(各部門1本)、来場者によって選ばれるオーディエンス賞(各部門1本)、審査員特別賞(4本)および、協賛社特別賞(2本)を決定。審査するのは、雑誌『Pen』編集長の安藤貴之氏、プロダクトデザイナーの廣田尚子氏、美術家のミヤケマイ氏、「REBIRTH PROJECT」代表の伊勢谷友介氏の4人だ。
安藤氏は、「今回の応募作品には、メッセージ性の高いものが多いと感じました。これは、3・11の影響も多分にあるかと思います」と語り、昨年に続いて審査員に加わった伊勢谷氏は、「今、クリエーターの本質を問われる時代だと思います。皆さんの知恵が次の人類の生活を作るんです。 人類が地球に生き残る。その一助となる提案となりますように」とコメントしている。
最終審査の結果については、20日当日のグランプリ発表会で公開発表するとともに、コニカミノルタプラザUstreamチャンネル(http://www.ustream.tv/user/konicaminoltaplaza)で生中継される。入場は無料。「KONICA MINOLTA エコ&アートアワード2012 supported by Pen」 の詳細はhttp://www.konicaminolta.jp/plaza/schedule/2012march/ecoart/index.htmlで。