次世代担うハイスペックな「ニコンD4」

   ニコンイメージングジャパンは、ニコンデジタル一眼レフカメラシリーズから「ニコン D4」を、2012年2月16日に発売する。価格はオープンだが、想定実売価格は、65万円前後。

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新画像処理エンジン「EXPEED 3」を搭載


デジタル一眼レフカメラ「ニコン D4」 AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G 装着時

   「D4」は、新開発のニコンFXフォーマットCMOSセンサー(撮像サイズ36.0×23.9mm)と、ハイスペックなデジタル一眼レフカメラに最適化した新画像処理エンジン「EXPEED 3」を搭載し、高精細・高画質と同時に優れた高速性能を実現した、ニコンデジタル一眼レフカメラの次世代フラッグシップモデルだ。有効画素数は16.2 メガピクセルで、撮像感度域はISO 50相当からISO 204800相当までととても広く、幅広い輝度状態で高画質な撮影が可能。

約10コマ/秒の高速連続撮影が可能

   新開発の91Kピクセル(約9万1000ピクセル)RGBセンサーで、「アドバンストシーン認識システム」の精度が高まり、光学ファインダー使用時にも人物の顔認識が可能となったほか、AF、AE、i-TTL調光、AWBなどの制御精度も一段と向上している。51点AFシステムは、初動速度と低輝度の被写体への対応力が一段と高まり、11点のフォーカスポイントはf/8対応とし、超望遠NIKKORレンズとテレコンバーター(2.0×)の組み合わせ使用時にも高精度なAFが可能だ。動画撮影機能「マルチエリアモードフルHD Dムービー」は、30fpsのフルHDに対応し、3つの動画フォーマットを作画意図に応じて使い分けられる。

   また、次世代高速メモリーカード「XQDメモリーカード」、高速なコンパクトフラッシュカード「UDMA7」に対応し、メモリーカードへの書き込み速度が向上しているほか、有線LAN機能の搭載に加え、無線LANでの高速転送を実現する新開発の小型ワイヤレストランスミッター「WT-5」(別売り)にも対応している。

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