ヤマンバギャルの衝撃から10年 美意識高めた現代KYギャル登場

   いつもギャルウォッチをご覧頂き、ありがとうございます。

   今回はスペシャル編と題し、GRP編集長・まぁ~さ、副編集長・アミーゴ、編集部員・ひろぽんの3人で、年代別ギャルの「過去」と「現在」をお送りさせて頂きます!

Read more...

2000年過ぎからギャルの種類増えた


「今のギャルはカワイイって言ってもらえることが重要」

   まず、ギャルの歴史をおさらいするために、それぞれの年代の「ギャル」について、インタビューしてみました。

GRP編集長・まぁ~さ『1998年頃のギャルと言えば、ヤマンバでしょ! サロンで焼いた黒肌は当たり前。アイラインは油性ペンのマッキーを使ってたし(苦笑)、今では想像出来ないようなパンダメイクがテッパンだった。洋服はハイビスカスが特徴のALBA ROSAで、15~20センチある厚底がマスト! 髪は、白メッシュとか白髪とか…とにかく「強め」を意識してた! これがギャルの暗黙のルールって感じで、逆にこういう格好をしてなきゃギャルとして認められなかったしね』
副編集長・アミーゴ『2000年頃のうちらの時は、ヤマンバって呼ばれるギャルはもうほとんどいなかったね…絶滅したって感じ? その代わり、黒とかモノトーン系の大人っぽいファッションをするギャルが増えて、コーデの中に1つはハイブランドを取り入れることで、ギャルって認められるって感じだったかな。ちょっと背伸びをして、大人っぽく見られたいっていうのを常に意識していたね』
編集部員・ひろぽん『2005年頃のギャルは、大きく分けて3種類のギャルに分かれてた! 黒肌強め系ギャル、白肌盛り髪のキャバ系ギャル、そして大人っぽいクール系ギャル。これまでのギャルと比べたら、そもそもギャルの種類が増えたって感じですよね。こうしなきゃいけないっていうルールに捉われ過ぎなくなったから、同じギャルでも見た目は違うって感じになりました。それにカワイイを意識したギャルが増えたのも特徴ですよね』

ギャル達の暗黙のルールがなくなった!

   このように、ギャルは年代によって見た目や傾向も違うことが読み取れます。これまでの歴史と比較すると、現在のギャル達は、「この服を着ているからギャル」「このメイクをしているからギャル」などのギャル的ルールがさほどなくなったことがうかがえます。

   また、1998年~2000年初めの間で、強め・大人に見られたいと意識されていたギャル達の心理は、現在に近づくにつれ、カワイイと思われたいと考えるギャルが増えた傾向も見られました。

   では、一体どうしてギャル達の暗黙のルールはなくなりオリジナルギャルへと進化し、強め・大人からカワイイへと変化したのでしょうか。

アミーゴ『ブログがギャルのテッパンツールになったからじゃん? 2000年頃のうちらの世代って、まだブログブームってなかったんだよね。しいて挙げるなら、自分で簡単なHPを作って日記を書くぐらい。それに、書くって言ってもその日の記録って感じでいわゆる、自己満足だったしね…。けど、今は、いかに周りの人にブログを読んでもらえるかを意識して、ブログを書いているじゃん?だから、まぁ~さ編集長の時みたいに、決まったファッションとかメイクだと、周りと同じになっちゃうんですよね。だからこそ、今ってオリジナルギャルが多いんだと思う。名前盛りとかも明らかにそうだしね』

「モデルに憧れているギャルが増えた」

まぁ~さ『うちらの時は、ウェブでのコミュニケーションが盛んじゃなかったし、どっちかというと、とがっている方がギャルっぽくてかっこいい! って感じだった。それと比べると、今のギャルってブログに盛り写を載せてカワイイって言ってもらえることが重要だったり、ダイエットとかメイクテクを載せて、周りに共感して貰えることがポイントだったりするよね!それに周りから「可愛いって言ってもらえた」っていう気持ちがあればあるほど、自分磨きを頑張れることにも繋がるし…。それを考えれば、昔のギャルより今のギャルってめちゃくちゃ美意識が高い。あと、ビックリするほどKY(空気を読める)!』
ひろぽん『私が思うのは、私達の時代ってモデルって雲の上の存在だったんですよね。でも、今はブログなどの普及で、ウェブ上で有名になることをキッカケに、モデルになるようなチャンスも多くなったと思いますね。今って私達の時代と比べるとはるかに、モデルに憧れているギャルが多くなったし…。でも、そういう思いがあるからこそ、現代のギャルってオリジナリティを求め、周りから可愛いって共感して貰うことを重要視しているんだと思います』

   まぁ~さ、アミーゴ、ひろぽんが言うように、ギャル達の考えが年代によって変化していったことで、固定化されいたギャルファッション・ギャルメイク・ニックネームは、自分が極めるオリジナルファッション・オリジナルメイク・オリジナルニックネームと変わり、また、強め・大人といったキーワードは、カワイイへと変化していったと言えるでしょう。

   みなさん、スペシャル編のギャルウォッチはいかがでしたか? 少しでもギャルのことを分かって頂けると嬉しいです!

   ということで、次回も私・ミリにゃんがお送りする、三者インタビューをお送り致します。

GRP編集部 ミリにゃん

注目情報

PR
追悼