日本最大級のお茶会で「江戸・東京」を知る
2011-10-19 12:12:11
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団、東京発・伝統WA 感動実行委員会は、10月22日~23日に浜離宮恩賜庭園(東京・中央区)で誰でも気軽に茶の湯の楽しむことのできる「東京大茶会2011」を開催する。
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茶文化を知ってもらうことが目的
外国人も気軽に楽しめる!
今年で4回目の開催となる「東京大茶会2011」は、日本の伝統文化の魅力を国内外に発信する「東京発・伝統WA感動」の主要なプログラムの1つとして、伝統ある茶文化や江戸・東京の文化を知ってもらうことを目的に2008年から行っている。
当日は、江戸時代の文献をもとに戦火で焼失した建物を2010年12月末に復元した「松の御茶屋」や、潮入の池に浮かぶ中島にあって現在は茶屋として利用されている「中島の御茶屋」を使用し、本格的な「茶席」を行う(茶席は事前申し込み制で、すでに締め切られている)。
見て、やって、自分で体験!
野点のようす
当日は野外で茶会を行う「野点」を、主に外国人を対象に英語で茶道の歴史や基本作法を解説する「イングリッシュ野点」や高校生が主体となって運営する「高校生野点」なども行われる。こちらは事前に申し込む必要はなく、簡単な作法を学びながらお茶や抹茶が楽しめる。
また、江戸・東京の粋な文化を紹介・体験する「江戸小路」エリアが設置されており、尺八や筝曲の演奏、長唄や日本舞踊などが披露される。その他に、ティーテイスターによるおいしい日本茶の入れ方を学ぶコーナーや江戸・東京を代表する素材や料理を使った弁当や甘味などを販売するコーナー、数分で着物を着て記念撮影ができる着物着付けコーナーなどが用意されている。
浜離宮恩賜庭園は一般300 円、65 歳以上150 円、小学生以下および都内在住・在学中学生は無料。
「茶席」と各種の「野点」は参加料(お茶と菓子付き)が別途必要。