人間はかくも懲りない生き物 桐生操が集めたエロスな逸話
2011-09-09 12:10:20
文藝春秋は、新刊『世界エロス大全 「悦楽」と「偏愛」と「禁断」の園』を2011年9月に発売した。
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「性」からわかる人間の「不可解さ」
あなたの「好奇心」満たします
世界中から集めた「性」にまつわるエピソードをつづった一冊で、著者は、「本当は恐ろしいグリム童話」「世界悪女大全」など著書がある作家、桐生操さんだ。桐生さんは前書きで「いつの時代も人間は、最高の快楽を得るために極限の努力と執念と情熱を重ねてきた。この書を読むことによって、人間はかくも不可解なもの、そしてかくも懲りない生き物であるということを、改めて実感して頂ければ幸いである」と述べている。
あの大作家、実はロリコン?
ルイス・キャロルが撮った少女の写真(C)AKG/PPS
同書で紹介されるのは、フランス革命期の伯爵夫人への乳房への拷問や世界初の「奴隷契約書」を書いた大作家マゾッホ、少女ヌード写真に執着した「不思議の国のアリス」の作家ルイス・キャロルなど、実在の人物のエピソードだ。またインパクトのある図版も多数収録し、同書の世界観がよりリアルに伝わる仕様になっている。
288ページ、文庫判。
価格は、630円。