無名の「美」見出した柳宗悦の世界―松屋銀座で展覧会


画像は江戸時代の「木喰仏」。柳の紹介によってその存在が世に認められた

   名もなき職人たちが作った日用品や、民間に埋もれた仏像など身近にありふれた品の中に「美」を見いだし、その紹介に努めた柳宗悦。その没後50年と、柳が設立した日本民藝館の開館75周年に当たって、松屋銀座では「柳宗悦展―暮らしへの眼差し―」を2011年9月15日~26日にかけ開催する。

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   柳宗悦の「眼」を切り口として、彼が愛した身の回りの品々や朝鮮、琉球、アイヌなどの民芸品、彼が発掘した江戸時代の「木喰仏」など展示。また息子でプロダクトデザイナーとして活躍する柳宗理の作品も取り上げ、およそ250品の展示から柳が推し進めた「民芸運動」の歩みを振り返る。

   会場は松屋銀座8階イベントスクエア。入場料は大人1000円、高大生700円。チケットぴあ、ローソンで前売り券を発売する予定。

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