サービスを考えることに特化した日本初のプログラム、「アメリカン・エキスプレス・サービス・アカデミー」開催


都内で開かれた「アメリカン・エキスプレス・サービス・アカデミー」の様子

   NPO法人エティックとアメリカン・エキスプレス財団(本部・ニューヨーク)は、第1回「アメリカン・エキスプレス・サービス・アカデミー」を、2011年8月20~22日の3日間に渡り、合宿という形で都内の研修施設において開催した。アメリカン・エキスプレス財団が協賛し、社会貢献活動の柱の一つ「明日のリーダー育成」の一環として行われたもので、自らの事業の付加価値としての「サービス」を考えることに特化した社会起業家対象の研修プログラムは日本初となる。

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   ビジネスの手法を用いて社会問題の解決に挑む社会起業家が注目されるなか、彼らが、顧客や社会のニ-ズに対する理解を深め、より優れたサービスの開発・提供を行えるよう支援することで、事業のインパクトを向上させるのが「アメリカン・エキスプレス・サービス・アカデミー」の狙いだ。

   今回のアカデミーには、創業5年以上の有望な社会起業家29人が招待され、アメリカン・エキスプレス日本のロバート・サイデル社長や大地を守る会・藤田和芳社長をはじめ、ビジネス・NPO双方の第一人者らによる「サービス」のさまざまな側面についての講義が行われたほか、ワークショップやプレゼンテーションなども開かれた。

   また、最終日には、起業家たちが3日間の学びをもとに考案した新たなサービス案を発表。研修後、彼らの口からは、「最高の講師、すばらしい仲間と学ぶことができた。人生の再出発をしたい」「顧客は誰か、何を求めているかという当たり前のことを考え、まじめに取り組み続ける大切さを講師陣から学んだ」といった声が聞かれた。

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