「クラウド」を過信するな 知っておくべき7つのリスクヘッジ


『クラウド時代の正体』

   KKベストセラーズはベスト新書から『クラウド時代の正体~ウェブで私生活を晒す人々・狙う組織』(著・白鳥敬)を発売した。同書は、昨今何かと話題のクラウドコンピューティングやソーシャル・ネットワークに潜む問題点を浮き彫りにするだけでなく、ウェブ隆盛時代での危機管理を養うためのヒントが詰まっている。

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   こうしている間にも、我々が関知しないところで個人情報やビジネスデータが漏れている可能性は否定できない。科学ジャーナリスト・白鳥氏の解説は、出版社でIT関連の編集作業も経験しているだけに、とても分かりやすく、約200ページがあっという間に読み進められる。白鳥氏が重要なポイントとして触れているのは、「クラウドコンピューティングの情報はどこにあるか」「ソーシャル・メディアを安易に使うことの怖さ」「あなたの私的情報を狙っているのは誰か」「日常に潜む危険な情報流出」「クラウド時代に知っておくべき7つのリスクヘッジ」だ。

   新書、208ページ。定価780円。

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