食中毒事件で明らかになった ギャルたちの深~い「焼肉愛」
ここ最近、ニュース番組やワイドショーを騒がせている「ユッケ集団食中毒事件」。
焼肉チェーン店で起きたこの集団食中毒事件は、ユッケを食べた客4人が死亡(5/13現在)した他、100人以上が中毒症状を起こすなど深刻な事態となっています。
そんな「ユッケ集団食中毒事件」についてギャル達はどう考えているのかを調査してみました。
社長会見「誠実さが伝わらない」
焼肉オッケー!
まず、「ユッケ集団食中毒事件についてどう思う?」と聞いてみたところ、率直に『怖い』や『ひどい』、『可愛そう』といった回答が多く、この事件に対して不信感を頂いているギャルが多いことが分かりました。
その中でも特に目立ったのが、当該チェーン店を経営する会社の社長の「記者会見」についてです。
『あの会見は、何だか言い訳ばっかりって感じた』
『悪いことしたら謝るのは当たり前じゃん!なのに、国の制度のせいにしたり責任感が感じられない』
このように会見に対する批判的な意見が目立ち、ギャル達からは「誠実さが伝わらない」という声が伝わってきました。
「焼肉」食べたい63.0%
しかし、この事件を踏まえたユッケや焼肉に対する意識調査を行ってみると、業界関係者が抱く食肉離れを心配する声をくつがえす答えを聞くことが出来ました。
まず「ユッケ集団食中毒事件が起きてから現在、焼肉食べたいと思う?」という質問をしてみると、
食べたい …63.0%
食べたくない…37.0%
という結果になり、ユッケ集団食中毒事件が起きた後であっても、焼肉を食べたいと前向きに考えているギャルが半数以上いることが分かりました。
『食べたい』と答えたギャルに詳しく話を聞くと、
『ユッケ自体を食べるのはちょっと…って思うけど、焼肉は別!ニュース見てて、ママが焼肉屋に行かない方がいいよって言ってたけど、問題があったのはユッケでしょ!?ってことは、焼肉は全然問題ないって思う』
このような意見が聞く事が出来ました。
ギャルの親世代が焼肉店を敬遠
そして、この声をもとに親から『焼肉店に行ってはダメだ』と言われたギャルを調べてみると、約70%のギャルが『言われた』と答え、ギャルの親世代はユッケだけでなく焼肉店までも敬遠している事が分かりました。
しかし、ギャルは焼肉店に対して、さほどマイナスイメージを抱いているギャルが少ないようで、この事件を通し、焼肉店からの客離れが予測されていた焼肉業界の声とは反対に、ギャル達はこの事件が起きた後で焼肉店離れは『していない』、また『しない』ことが分かりました。
理由としては、第一にギャル達が何よりも焼肉が好きなことが関係しているようで、
「一番好きな食べ物」についての調査でも、
1位…焼き肉
2位…チョコレート
3位…イチゴ
4位…ハンバーグ
5位…チーズ
という結果となり、ギャルにとって焼肉は1番好きな食べ物として高く支持されていることがあるようで、彼女達の焼肉店離れへと導かない要因と深く関わっているようです。
「今回の事件で焼肉全部が悪いとは思わない!」
『食中毒は怖いし、今後一切起きて欲しくない。でも、今回の事件で焼肉全部が悪いとは思わない!』
これが「ユッケ集団食中毒事件」についてギャルの意見でした。
私自身もギャルと同様に焼肉を敬遠したりはしませんが、ユッケに対しては細心の注意を払わなければいけないと感じています。
しかし、この事件で焼肉業界に少なからず良くない影響が出てしまうと思われがちだった問題も、焼肉愛を持つギャル達にはあまり影響していないことが分かったとともに、彼女達が少しでも焼肉店に対し貢献できれば良いのではないかと思っています。
「ユッケ集団食中毒事件」、そして「ギャルの焼肉愛」。
みなさんはどんな意見を持たれましたでしょうか。
GRP副編集長 アミーゴ