巷に溢れる「放射線情報」 ギャルの半数モヤモヤ状態

   東北関東大震災から1ヶ月以上が経過しましたが、地震による原子力発電所被害の情報が飛び交う日々が続いています。入れ替わり立ち代りする情報に混乱している方も多いとは思いますが、もちろん私もその一人ではあり、日々、ニュース番組のチェックに余念がありません。

   そこで今回は、ギャル達に原発事故に伴う「放射線」についての意識調査を行ってみました。

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「実際に何が危険なのかがよく分からない」


放射線情報、気になるよね

   まず、率直に「放射線」についてどう思うのかギャル達に聞いてみると

『これまでは放射線について考える機会ってなかったけど、最近は情報に耳を傾けるようになった』
『分からないことも多いから、親に聞いたりして理解するように心掛けてる』

といった意見を聞くことが出来、放射線のニュースや情報に関心を示しているギャル達がいることが伺えました。

   しかし、放射線による自分達が感じる危機度について聞いてみると、

   約7割以上のギャルが「50%」と答えており、その理由には、

『危険っていうことは伝わってくるんだけど、実際に何が危険なのかがよく分からない』
『情報がいっぱいあり過ぎて、どんな対策をどこまでするべきかも分からない』

などという意見が聞かれ、ギャル達は放射線が危険であることが分かっていても、日々飛び交う情報に曖昧さを感じ、放射線の影響を回避するために何をするべきなのかは分かっていないようです。

ブログとかツイッターは情報が溢れ過ぎ

   そんなギャル達が放射線のニュースはどこで得ているのかを調査してみると、

『断然テレビ!テレビのニュースなら、専門化の生の声が聞けたりコメンテーターの客観的な意見も聞けるから』
『ネットよりテレビの方が詳しい説明をしてくれてるから、納得できることが多い』
『ブログとかツイッターって情報が溢れ過ぎていて何を信じて良いのかわからない。』

など「テレビで情報を得る」と答えるギャルが多くいることが分かり、

   放射線情報に関しては、モデルやファッションなどの情報を得るためのツールとして使っているブログなどのネット情報を鵜呑みにするのではなく、テレビで情報を確認しているギャルが多いことが分かりました。

テレビに正確な情報提供を期待

   また、

『被災地の方達にもテレビの情報って重要になると思う』
『曖昧だったり間違っている情報が無くなれば、風評被害も減らせると思うし、テレビが正確な情報を伝えてくれることに期待している』

と答えるギャルが多く、ギャル達は、放射線問題に関してはネットで情報を調べ、そして、その情報をテレビで再度確認し判断しているようです。

   これまでは、ギャル達がテレビを見る時のスタイルと言えば、

   「携帯を片手に音楽を聴きながらYoutubeで好きな番組を見る」といった感じでしたが、現代のギャル達は自分の分からないことに関しては「携帯で情報を入手しつつも、テレビでその情報を確認する」というスタイルが出来つつあるように感じました。

   現代ギャル達からは、今こそテレビの信頼性が高く求められている時と言えるのではないでしょうか。

GRP編集部 ミリにゃん

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