いまどきサラリーマン、出張先での「ひそかな楽しみ」って?

   メディアインタラクティブ(東京・渋谷区)は、20~30代の男性会社員300人を対象に「出張に関する意識調査」を実施。若い世代が出張先で、仕事以外に何をしているのかをリサーチした。

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サラリーマンの7割、出張に関する経費削減を経験


これが現実なのだ

   同調査によれば70%のサラリーマンが、出張に関する経費の削減を経験。削られたのは「日当」「出張に対する支度料」「日当以外の宿泊料」とのことで、いずれも3割以上。こうした企業側の姿勢を受け社員側でも出費を節約する向きが強く、個人的な出費について「非常に減少した」「やや減少した」と答えた人は合計82.9%に上り、「飲み」「グルメ」の機会についてもそれぞれ82.4%、79.1%が減ったと答えている。

   出張先で時間が空いた際の「ヒマつぶし」については、「散歩や観光」が49.7%、「寝る」が45.7%、「飲みに行く」41.3%といった回答が上位を占める一方、最近の若者らしく「携帯ゲームやGPS機能の利用」が40.3%で続いた。出張時によく利用するゲームとしてトップになったのは、43.0%を占めた「位置情報ゲームやサービス」。また利用経験があるゲーム、興味関心があるゲームとしてもこうした「位置ゲー」が、「Twitter、SNS、ブログ」や「ロールプレイングゲーム」などを抑え1番人気となった。

「コロプラ」ユーザー185万人のうち86.6%が成人

   「位置ゲー」とは携帯電話のGPS機能を利用したゲームの総称で、たとえばこのジャンルの代表作「コロニーな生活☆PLUS(通称コロプラ)」などでは、移動した距離に応じて「1km=1プラ」のゲーム内通貨が貯まるシステムになっている。毎日の通勤、そして出張が通貨獲得のチャンスとなることもあってか、2011年4月現在、185万人のユーザーのうち86.6%が成人だという。

   このほか「コロプラ」では、全国各地にその土地でしか入手できないアイテムが設定されており、また通信費以外の利用料が基本的に無料となっている。こうした特徴から、「身の丈消費」志向が強い若者たちの出張とも相性がいいようだ。

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