ウォルフレン教授が切り込む「小沢一郎問題」


小沢一郎はなぜ摘発されたのか?

   角川グループパブリッシングは、「誰が小沢一郎を殺すのか?――画策者なき陰謀」(カレル・ヴァン・ウォルフレン著 井上実訳)を2011年3月1日に発売する。

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   著者は、30年以上にわたって日本政治を取材し続けてきたオランダ人ジャーナリストで、『人間を幸福にしない日本というシステム』でも知られるアムステルダム大学教授のカレル・ヴァン・ウォルフレン氏。日本の「政治システム」の闇を歴史的・包括的に分析し、小沢一郎問題の背後に浮かび上がる「非公式権力」に鋭く切り込んだ。

   対象の世間的な評判や人物像に致命的な打撃を与えて表舞台から抹殺する「人物破壊」という手法をキーワードに、民主主義を揺るがす「日本型スキャンダル」の罪や、戦後の日米関係を結びつける「密約」の正体などを指摘した刺激的論考になっている。

   四六判、200ページ。

   価格は、1680円。

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