ネット接続できない71%は「不安」 ファーウェイ・ジャパン調査
ネット接続できない時は不安ですか?
ファーウェイ・ジャパンは2010年12月1日、20代・30代の男女1000人を対象に実施したネット利用に関する実態調査の結果を発表した。
ネット利用のうちモバイルの実態は、社会人で通信端末所持台数が平均3.23台、ふだん持ち歩いている通信機器は1.49台だった。所持している通信機器はパソコン(98.3%)、携帯電話(92.6%)、Wi-Fi接続対応ゲーム機(31.3%)、無線ルーター(Pocket Wi-Fiや光ポータブルなど、21.3%)の順。通信機器の購入の際に求める要素には価格、通信速度、つながりやすさを挙げている。
また、通信電波が届かない場所でネット接続ができない時は71%が、ネット上でコミュニケーションが取れない時は42%が、それぞれ「不安」だと回答しており、同社は外出先でもインターネットを楽しみ、いつでもどこでもつながっていたい傾向があると分析。このうち、ふだんからモバイル無線LANルーターを持ち歩き、屋外でのデータ通信を1時間以上利用している人を「ドコデモ族」と定義した。
「ドコデモ族」の実態について男女100人を対象に詳しく調査すると、彼らの通信端末所有数の平均は4.85台、ふだん持ち歩いている通信機器は2.68台で、これは一般的な社会人に比べて多い。無線ルーターやデータ通信カードとスマートフォンの組み合わせで持ち歩いている人も多いようだ。また、「積極的にコミュニケーションをとる」「流行やトレンドに敏感」「寂しがり屋である」といった項目で一般的な社会人よりも上回り、通信に対する不安には「通信電波が届かない場所」「ネット上で他の人とコミュニケーションがとれないとき」「メールやソーシャルメディアのレスポンスをチェックできない」があるという。