10代の7割以上が「肩こり自覚者」、全体では8割以上  磁気の日調査


10代でも肩こりを感じる割合は多い

   ピップは11月11日の磁気の日に合わせて、「肩こりに関する意識調査」を10歳~49歳の男女1000人を対象に実施した。その結果、10代の7割以上が肩こりに悩んでいることがわかり、肩こりが大人だけの悩みではないことが浮き彫りになった。

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   肩こりの実態について年代別で見た場合、10代では「いつも感じる」、「ときどき感じる」、「まれに感じる」と答えた人が74.8%にものぼり、若年層も肩こりの自覚症状を持つ人が多いことが伺える。また、10代の肩こり患者の肩こり解消法としては、「運動する(50.3%)」、「入浴剤を使う(31%)」に続き、「家族にマッサージしてもらう(30.5%)」という回答が多く、『子どもが親や祖父母に肩たたきをしてあげる』といった光景は消え去りつつあるようだ。

   全体の結果を見ても87.1%の人が肩こりを感じている、と回答しており、肩こりは国民的な病気といえるほどの状況が判明した。

   肩こりの原因は、「長時間のパソコン作業(58.9%)」、「姿勢が悪いから(48.5%)」、「長時間同じ姿勢(41.8%)」という順に多く、パソコンが普及している現代の生活習慣が大きく影響していると思われる結果となった。また、「職場や学校でのストレス」と回答している人も多く、営業職や、半日以上デスクに向かっている一般職、学生の、3割以上が精神的ダメージから肩こりを感じているという結果となった。

   そんな多くの人が悩みを抱えている肩こりだが、実際にどんなケア方法を聞くと、「整体・マッサージに通う(29.6%)」より、「市販品(シップ薬:43.6%、塗り薬:31.1%、温熱シップ薬:20.9%、磁気治療器:15.0%、錠剤:11.5%、ドリンク薬:4.7%)を使用」や「家族にマッサージしてもらう(41.4%)」といった自宅ケアが主流のようだ。またケアに掛ける金額は、1か月に平均2898円という結果だった。

   磁気の日とは、11月11日を漢数字で表すと+-を重ねたように見えるため、磁石のN極(+)とS極(-)にちなんでピップフジモト(制定当時)が1992年に制定した。

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