「警察庁長官を撃った男」 真実はどこに葬られたのか?


「警察庁長官を撃った男」

   新潮社から2010年3月に発売された新刊本「警察庁長官を撃った男」(著・鹿島圭介)が好評だ。

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   15年前、世間を驚かせた国松孝次・警察庁長官狙撃事件は2010年3月30日に時効を迎えた。同書では、オウム真理教による犯行説がささやかれるなか、警視庁刑事部捜査第一課が東大中退のインテリ「中村泰」という老人に注目し、狙撃実犯として限りなく「クロ」に近づける「証拠・証言」などの数々を得ながら、時効を前にして黙殺された舞台裏に迫っている。

   「中村泰」は現金輸送車襲撃で愛知県警に逮捕されていた人物。襲撃で見せた射撃の腕前や、自宅から長官狙撃事件に関する膨大な資料にマシンガン、実弾などが見つかったことからみても、間違いなく「重要人物」であったはずなのだが・・・。

   衝撃重要未解決事件の舞台裏に光を当てる迫真のドキュメントだ。<モノウォッチ>

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