ポリフェノールを摂るにはコーヒーが一番! お茶女大・近藤教授の研究・調査で判明


ポリフェノール摂取には「コーヒー」が一番?

   ポリフェノール研究の第一人者であるお茶の水女子大学・近藤和雄教授がこのほど「日本におけるポリフェノール摂取量とコーヒー摂取に関する検討」についての研究・調査を行った結果、日本人の1日当たりの飲食物から摂るポリフェノール摂取量では、コーヒーが約50%を占めていて、緑茶(16%)、赤ワイン(2%)、ココア(0.2%)などよりも断然多いことが分かった。

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   コーヒーというと思い浮かぶのはカフェインだが、実は、そのほかにもマグネシウムやナイアシンなど700種類もの成分が含まれており、中でも、コーヒーの苦み成分で、健康成分としても知られる「コーヒーポリフェノール」は、生豆に8%も含有されているのだという。また、近藤教授の「日本におけるポリフェノール摂取量とコーヒー摂取に関する検討」の研究・調査によると、飲料中の総ポリフェノール量(mg/100ml)は、赤ワイン230に対しコーヒー200と、ほぼ同量のポリフェノールが含まれていることも判明した。

   こうしたことから、「コーヒーをよく飲む人ほどポリフェノールを摂取している」といえそうだが、目安としてのポリフェノール摂取量は日に1500mgほど。近藤教授の調査からは、コーヒー摂取の多い主婦(1日3杯以上)で日に1200mg、標準の主婦では840mgとの結果が出ているそうだ。

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