「コレジャナイロボ12か月計画」始動
「欲しかったのはこれじゃなーい!!」でおなじみの「コレジャナイロボ」を、ついにニュースショップで予約販売することになった。毎月異なるモデルのコレジャナイロボが10体ずつ限定で12種類登場する。
入手3か月待ちの「幻の逸品」
コレジャナイロボは、ザリガニワークスの木製手作り玩具だ。ロボットの顔は全て作者である武笠太郎さんが油性ペンで手描きしたもので、これが絶妙な「カッコ悪さ」をかもし出している。 2001年に発表して以来、徐々に注目を集め、インターネットを中心に爆発的なヒットを記録。手作りという生産性の低さもあり、一時は予約してから手に入れるまで3か月待ちという「幻の逸品」になった。08年度にはまさかの(失礼!)グッドデザイン賞を受賞、09年秋にはペンタックスのデジタル一眼レフカメラ「K-x」のコレジャナイロボモデルを100台限定で予約販売したところ、7万9800円と高額だったにも関わらず受付開始から10分で完売するなど、今も話題を集め続けている。
残り2種類はシークレットモデル
ニュースショップで販売するコレジャナイロボは、全部で12種類。現時点で販売されているコレジャナイロボシリーズは10種類(コレジャナイロボ4種類、敵キャラ6種類)なので、残りの2種類がどんな姿で登場するかは今後のお楽しみだ。 初回、「1月のコレジャナイロボ」は、不動の人気を誇る「コレジャナイロボKR-01」(2940円)だ。1月末ごろお届け予定。 ほかにも、赤字でTOP SECRETと印刷された「最高機密封筒」(525円)、世界制覇の野望を書き込める「野望ポスター」(945円)といった、ザリガニワークスの人気商品も発売する。
ザリガニワークス
武笠太郎さん、坂本嘉種さんの2人による玩具・キャラクターグッズの企画開発会社。玩具の企画開発、デザインを軸にしながら、グッズレーベル「太郎商店」を運営。そのほか、キャラクターデザイン、作詞作曲、ストーリー制作など、ジャンルにとらわれないコンテンツ作りを幅広く展開する。