韓国企業と共同で低価格のLED電球 大塚商会

低価格とは思えない、高級感漂うキャンドル型のデザイン

   大塚商会は、韓国FAWOO TECHNOLOGY（ファウ　テクノロジー）と共同で、価格を大幅に抑えた一般電球タイプのLED「Lumidas（ルミダス）CLシリーズ」の発売を、2009年12月22日から開始した。同社の通販サイト「P‐tano」（ぱーそなるたのめーる　http://www.p-tano.com/）や大手ネット通販の「楽天市場」で販売する。

   希望小売価格が、日本製LEDチップを使用していながら、実勢価格より約2～3割安い2380円と低価格。発売後1年間で10万本を販売目標とした。

   従来にない、直径53ミリ長さ135ミリのキャンドルのような細身のデザインで、高級感があるほか、光を広範囲に横方向にも明るく照らすのが特長。通気性に優れた高効率空冷構造で放熱チューブ、反射チューブを内蔵し、LED電球全体の放熱を考慮した。

   消費電力が5ワットと、一般家庭で使われる電球の8分の1から10分の1程度で済むことや、一般の白熱電球に比べて約40倍の4万時間の寿命がある。

   家庭のダイニングや玄関、廊下・階段、トイレ、サニタリールームや、ホテルやレストランなどでも導入しやすい。また、さまざまなシーンで利用できるように白色系（PURE）と暖色系（WARM）の2種類を提供する。

   なお、FAWOO TECHNOLOGYは、韓国のLED照明市場で51％のシェアを有する、世界最大級のLED照明メーカー。大塚商会は「Lumidas（ルミダス）CLシリーズ」の国内における総販売代理店。