BMW「MINI」50周年特別記念車 東京・渋谷、表参道に現れる
あれは何?――。2009年11月28日、人でにぎわう週末の東京・表参道に、巨大トラベルケースをのせた2台のMINIが現れ、街ゆく人を振り返らせた。
「MINIマウス」「MINI オリジナルアクアキューブ」がもらえるキャンペーンも
巨大トランクケースをのせた「MINI」に釘付け
MINI生誕50周年記念限定モデル「MINI 50 Mayfair」(上)「MINI 50 Camden」(下)
BMWジャパンによる路上走行&サンプリングイベント「WHICH INSPIRES YOU?」の一環で行われたものだ。渋谷・表参道・外苑前、六本木エリアを目新しい車が写真のように「巨大トラベルケース」を積んで走行しているのだから目立たないわけがない。視線を集めていた2台は、11月4日にBMWから発売されたばかりの新車で、特別記念車「MINI 50 Mayfair(ミニ・フィフティ・メイフェア)」と「MINI 50 Camden(ミニ・フィフティ・カムデン)」。「MINI」ブランド50周年を記念してつくられ、異なるデザインのテーマを持った車である。
「メイフェア」は、50年を旅してきた輝かしい「過去」をイメージしたクラシックなデザイン。一方、「カムデン」はこれからの50年を見据え、明るい「未来」をイメージしたスポーティーなタイプだ。2台のミラー部分にはストライプが入り、ホイールはそれぞれ専用のもの。「メイフェア」に装備されたヘッドランプもしゃれていて、豪華な内装に至ってはMINIの新たな魅力になっている。革張りのシートは体に無理なくフィットし、内部の機器・メーター類も、丸みを帯びたデザインで異彩を放つ。MINIディビジョン マーケティング・マネジャーの浅野弘さんが、「街中でも郊外でもどんなシーンでも溶け込めるデザイン」と胸を張るのもうなずける。
2台の「MINI」が停車すると、歩行者は興味津々の面持ちで車に視線を送った。とりわけ、20代とおぼしき女性たちはそのキュートなフォルムに「可愛い」を連発し、写メ撮りに夢中になっていた。新しい「MINI」に関心を抱いたのは若い層ばかりではなかった。また、「ちょうど車の購入を検討中だった」という30代夫婦もいて、夫が「未来のイメージを感じる『カムデン』に引かれます」と言えば、妻も「私はクラシックな『メイフェア』がいい。外装といい、内装のシートもすてき」と、目を輝かせながら話していた。
フライヤーも配布した。「WHICH INSPIRES YOU?」
「メイフェア」と「カムデン」が通過した路上(途中3か所)では、2台の「目撃者」に対して投票用紙(フライヤー)が配られるというユニークな試みもあった。そこに書かれていたのは、「WHICH INSPIRES YOU?【あなたはどっちにインスパイアされた?】」というメッセージで、つまり、2台のどちらに触発されたか、ということ。この投票用紙を持って東京・神奈川・千葉・埼玉のMINI正規ディーラーショールーム26店舗に行くと、BMW「MINI」をモチーフにした「MINIマウス」か「MINI オリジナルアクアキューブ」がもらえるキャンペーンを2009年12月13日まで実施中だという。
なお、路上走行&サンプリングイベント「WHICH INSPIRES YOU?」は2009年12月4日には東京・丸の内、銀座、品川、二子玉川で、5日には千葉で、6日には埼玉を行脚。同12・13日には大阪でも走行。関西でもMINI正規ディーラーショールーム13店舗でキャンペーンを実施、20日まで続く予定。