欽ちゃん、「もちネタ」披露 映画「2012」のプレミアイベント
「2012」ジャパンプレミアに参加した萩本欽一(左)と神田うの
古代マヤ文明が予言した「2012年12月21日、世界終末の日」を題材にしたディザスター・ムービー「2012(にせんじゅうに)」の日本公開に先立ち、2009年11月17日、東京・六本木でプレミアイベントがおこなわれた。
監督のローランド・エメリッヒ、主演のジョン・キューザックらが来日したほか、コメディアンの萩本欽一、タレントの神田うの、ソフトボール選手の上野由岐子、スピリチュアル・カウンセラーの江原啓之が日本人プレゼンターとして駆けつけた。
「人類滅亡のあらゆる天変地異から生き残る」という内容から、スモークと共に舞台上に「タイムカプセル」がせりあがり、来日スタッフ・キャストと欽ちゃんたちが、「2012年へ向けて」のメッセージを残すパフォーマンスを行った。
欽ちゃんがメインプレゼンターに選ばれたのは、「日本が残したいコメディアン」だからという。
欽ちゃんは、「(私が残したい映画は)『ジョーズ』です。それが良かったのでそれ以降はみておりません」と今作が久しぶりの映画鑑賞であることを明かし、持ちネタ「母ちゃんの梅干」を披露。集まった800人の観客や外人スタッフを爆笑させた。
神田うのは自らがデザインした紫色のドレスに毛皮をはおって登場、臨場感を出すための舞台セットをみて、「欽ちゃんさんの番組みたいですね」と話し、笑いを誘っていた。
その後、監督のエメリッヒは、「雨の中ありがとうございました。皆さんの支えがなによりです」と挨拶。キューザックは、「自分たちの心血を注いだ映画ですので、皆さんには楽しんでいただきたい」と語った。ほかに、映画に出演した子役のモーガン・リリーとリアム・ジェームズがかわいらしい笑顔をふりまき会場を沸かせた。
「2012」は09年11月21日から丸の内ルーブルほかで全国ロードショーする。
「2012」ジャパンプレミア (左から)萩本欽一、神田うの、江原啓之、上野由岐子
「2012」ジャパンプレミア (左から)ローランド・エメリッヒ監督、ジョン・キューザック、アマンダ・ピート、モーガン・リリー、リアム・ジェームズと製作のハラルド・クローサー