「第7回 ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト」開催 「農林水産大臣賞」など決定


「農林水産大臣賞」に選ばれたうらけん・由布院チーズ工房『マットネ・ロッソ』

   チーズ業界で国内最高峰の審査会「第7回 ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト」(主催・社団法人中央酪農会議)が2009年11月13日、東京ドームホテルで開催された。

Read more...

   同コンテストは、国産ナチュラルチーズの製造技術の向上と消費拡大を目的として、全国の製造販売者を対象に、平成9年から隔年開催しているもので、前回は、50社113品目が応募。今回も52社113品目が出品され、日本人の味覚に合うよう工夫された国産ならではのナチュラルチーズが多数集結した。

   種類ごとに9部門に分かれて、「外観・色調」「組織」「風味」を競う同イベント。この日は、前日の一次審査で選出された出品チーズを対象に二次審査が行われ、優秀賞(部門に関係なく全出品チーズの上位評価30品)に選ばれたものの中から、「農林水産大臣賞」に決まったのは大分県のうらけん・由布院チーズ工房が出品した『マットネ・ロッソ』。その他は「農林水産省生産局長賞」に北海道の株式会社鶴居村振興公社・酪楽館『鶴居シルバーラベル』、「農畜産業振興機構理事長賞」に広島県の三良坂フロマージュ社『fromage de Mirasaka・Chevre』、「中央酪農会議会長賞」(新設)に長野県の有限会社エイチ・アイ・エフ『クリームチーズ』、「審査員特別賞」には北海道の農業組合法人共働学舎新得農場『シントコ』がそれぞれ選出された。

   受賞を受けたチーズは09年11月25日~29日の期間、東京ドームホテル3階のスーパーダイニング「リラッサ」で開かれる「国産ナチュラルチーズフェア2009」でにて、特別メニューの食材として提供される予定。

注目情報

PR
追悼