「ペットボトル製ゴリラ」が上野動物園に 「い・ろ・は・す」のecoアートプロジェクト


親ゾウは高さ2メートル30センチ。迫力あります!

   日本コカ・コーラは2009年11月7日から23日まで、空ペットボトルを利用してアジアゾウの親子、ニシローランドゴリラ、ホッキョクグマをモチーフにした実物大のエコアート作品を東京・上野動物園に展示する。

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   作品のテーマは「すみかを追われた動物たち」。地球環境の変化で生息地を失いつつある動物たちを、09年5月に発売されたミネラルウォーター「い・ろ・は・す」の特徴である「しぼれるペットボトル」で表現することで、一人ひとりが手軽にできる「エコアクション」の大切さを呼びかけるのが目的だ。

   作品を創作したのは世界中で活躍する米ストリートアーティスト、マーク・ジェンキンスさんと、本プロジェクトの趣旨に賛同した京都精華大学・上智大学の学生たち。ペットボトルでつくるという初めての試みに、「ディテール(細部)やテクスチャー(質感)をどこまで見せられるか、何度もやり直す作業が連日続いた」という。そうして出来上がった作品は、今にも動き出しそうなほどに再現されている。

   この展示は空ペットボトルを利用し、さまざまなエコアクションを呼びかける「い・ろ・は・すecoアートプロジェクト」の一環。10月15日に渋谷の街を「ペットボトル製」のアジアゾウが回遊したのを皮切りに、17日から25日までは「第22回東京国際映画祭」でこのエコアート作品を展示。さらに、「アジアゾウ親子」の作品を使用し、すみかを追われた子ゾウが都会の雑踏で親ゾウを探す旅に出るアートムービーもYouTube上(http://www.youtube.com/watch?v=KjfWNKkV7E0)で公開しており、さまざまな層に「エコ」のメッセージを投げかける。

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