「面白さタランかったら返金します」 映画「イングロリアス・バスターズ」PR


「イングロリアス・バスターズ」のプロモーションに出席したジュリー・ドレフュス、ブラッド・ピット、クエンティン・タランティーノ、メラニー・ロラン(上:ジャパンプレミア 下:来日記者会見)

   ナチス・ドイツを題材にしたクエンティン・タランティーノ監督の最新映画「イングロリアス・バスターズ」が2009年11月20日からTOHOシネマズ日劇ほかで全国公開されるのを前に、11月4日、監督と出演のブラッド・ピット、メラニー・ロランが来日し、東京都内で記者会見した。


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   タランティーノ監督は、まず「戦争映画が好きだから自分バージョンのものをつくった。野郎どもが使命をおびて行動するような映画が好きだ」と語った。


   今年、2度目の来日となるブラッド・ピットはヒゲを長く伸ばしてあらわれ、「また日本に来られて嬉しい。日本人好みの映画だと思うので楽しんでください」とPR。ヒロインの仏女優メラニー・ロランは、「日本に来るのもタランティーノの映画に出るのも初めて、ダブルの感動です」と挨拶した。

   ほかに、本作の出演者でNHK「フランス語講座」にも出演した経験のある仏女優ジュリー・ドレフュスも駆けつけ、「タランティーノ・ファミリーに入れて、ラッキー!」と流暢な日本語を披露して会場を沸かせた。


   また、同監督の発案で、1時間見て面白くない人には返金するキャンペーン「面白さタランかったら全額返金しバスターズ」を11月20日から23日までの4日間実施する。同監督は、「日本の配給会社と決めた。60分以内で出て行く方はどうぞ」と自信満々だ。


   引き続き行われた「ジャパンプレミア」では、出席者たちが映画ポスター色の「イエロー」カーペットの上を歩くパフォーマンスを見せ、沿道に集まった約1000人のファンへの握手やサイン、マスコミの取材などに応じた。同監督は、「キル・ビル」に出演したサニー千葉からもらったという黒の「着物」姿で登場。集まった観客に「僕たちが楽しんで作ったこの映画、皆さんも楽しんで観てください」と挨拶した。




「イングロリアス・バスターズ」ジャパンプレミア

(左から)メラニー・ロラン、タランティーノ監督、ブラッド・ピット、ジュリー・ドレフュス

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