「サイハイブーツ」を流行させた ギャルの「肌隠しファッション」 

   9月に突入し、ギャルたちは夏ファッションから秋ファッションへとシフトチェンジしています。今回のギャルウォッチでは、夏のギャルファッションをおさらいするとともに、そこから読み取れた、ギャルが憧れを持つある人物について書きたいと思います。

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「サイハイブーツ」がブレークの兆し


私たち、ブーツ大好き!

   今年の夏のギャルファッションを語る上で欠かせないアイテムとなったのが、「マキシ丈ワンピース」です。

   マキシ丈とはくるぶしあたりまでの長さのものをいい、ギャルの間では花柄やドット・ボーダーといった柄モノマキシのワンピースが人気を集めました。

「着るだけで大人っぽさが出る」
「脚が隠せるからスタイルを気にしなくていい」
「一枚着るだけでコーデが完成するから楽!」

というのが主な理由です。

   こうして「肌」を隠すファッションは、ギャルの「足もと」にも浸透しました。

   と言うのは、暑い日でもシープスキンブーツやウエスタンブーツとなどの「夏ブーツ」を履くことがオシャレだと認知されたのです。

「サンダルよりもブーツの方が脚長効果がある」
「夏にブーツを履くことで個性的なファッションになる」
「ブーツの方が脚が細く見えるし、バリエーションも豊富」

など。

   そして、「肌隠しファッション」は、ギャルの中で引き続き注目されていて、秋の足もとを演出するファッションにも影響を与えています。

   と言うのは、これまでギャルの秋冬ファッションで足もとの主役となっていたのは、太ももまでの長さが特徴の「ニーハイブーツ」でしたが、「ニーハイブーツ」よりも長い、太ももまである長い丈のブーツ「サイハイブーツ」がブレークの兆しを見せているのです!

   「肌隠しファッション」という新しいトレンドを生み出したのは、バリス・ヒルトンやニコール・リッチーといった、海外セレブが発端だと思われます! ギャルたちは、海外セレブが着こなすファッションをお手本にし、それらを自分たちのファッションにMIXしているのです。

   その他、メイクでも同じことが言えるかもしれません。

   と言うのは、カラコンを付けたり、バサバサのつけまつげを付けたり、肌を黒くしたりといったギャルメイクは、外国人を意識していると言っていいでしょう。

   10年位前のギャル全盛期ではブリトニー・スピーアーズが憧れの対象でした。

   また、最近では奇抜なファッションが目を引く、海外アーティスト「レディ・ガガ」のファッションに注目するギャルが続出しており、ガガ様のトレードマークとも言える、リボンヘアーを真似したギャルも増えています。

   このように外国人に憧れるといった理由もキッカケとなり、「ギャル」というジャンルが誕生し、現代のギャルへと変化しているのかもしれませんね。

   これらを考えると、今後、更に海外セレブを意識したファッションやヘアーがギャル界に浸透し、定着へと結びつく日も近いのかも。

   今後もギャルと海外セレブの関係は要・注目です!

GRP編集長・まぁ~さ

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