ギャルは政治経済が大好き 「総選挙」だって注目してます
来る8月30日は、民主党の「政権交代」実現が注目される衆議院議員総選挙があります。
連日、ニュース番組では総選挙関連のネタを取り上げており、一般の関心はいやがおうでも高まっていますが、それはギャルにとっても同じ。
と言うのも、最近は政治経済に興味を持つギャルが多いんです!
「総選挙」は常にランキング上位
はやくハタチにならないかなあ
私達GRP編集部はGRP(ギャル限定のリサーチ&ランキングサービス)というポータルサイトを運営しており、2007年から毎週「最近、気になるニュースは何?」という調査を行っています。
回答では、2008年3月に起きた「チベット騒乱」や2008年7月に開催された「北海道洞爺湖サミット」など、時事的なものも挙がってはいましたが、最近ほど政治経済ネタに票が集まることはありません。世界を震撼させた2008年9月の「リーマン・ショック」をきっかけに、「麻生内閣」や「株価暴落」「派遣切り」「定額給付金」といったキーワードが毎週のようにランキングトップ10に入るほどギャルの回答も変わってきたのです。
中でも、最近ギャルが特に強い関心を示しているのが、冒頭でも登場した「総選挙」。
7月に入ってから「総選挙」は常にランキング上位に位置しています。
一体何故、ギャルは大好きな最新トレンド情報とかけ離れた政治や経済に関心を抱いているのでしょうか?
それは、ギャルを取り巻いている環境と密接な関係がありました。
まず基本的なところですが、彼女たちにとって必要不可欠なケータイでは、「J-CASTニュース」を含め、さまざまなニュースサイトで政治ネタが伝えられています。もともと情報感度の高い彼女達だけに、頻繁に政治経済ニュースを目にすれば自然と関心も高まります。
そして、もっと大きな理由といえるのが「100年に1度の大不況」という現実でした。
未曾有の不況は当然、ギャル界も直撃。両親の収入減や、自身もバイトの収入減などで、お財布に優しい『安くて良い物』にシフトチェンジする必要があり、「低価格ファッション」の大流行という形で表れたのです。「しまむら」人気はそうしたなかで生まれました。
「政治」や「経済」の影響を強く受けることで、その世界のニュースに関心を持つようになったのです。
現在GRPの会員平均年齢は17.2歳で、選挙で投票できるまでにはまだ3年ほどかかります。それでも、このところの経験や抱いた感情は、いずれ選挙権をもった際に役立つものと信じています。
GRP副編集長 アミーゴ