極寒「マイナス5度」で飲むカクテル 銀座にオープン「アイスバー東京」
カロッツェリアジャパンは、スウェーデンのICEHOTEL ABと提携し、「ICEBAR TOKYO(アイスバー東京)」を、2009年6月1日から東京・銀座にオープンしている。同店は06年、スウェーデンのユッカスヤルヴィ村にある「アイスホテル」のバー自体を現出するものとして東京・西麻布に開店したが、4年目を迎え、アクセスのいい銀座に移転した。
一歩足を踏み入れるとそこは「北極圏」
カクテルも天然氷のグラスで飲むとひと味違う
ドリンクの追加はアルコールドリンク1000円、ソフトドリンク700円
20平方メートルほどだろうか。広すぎず、狭すぎず。コンパクトなスペースの「主役」はトータル40トンのスウェーデン氷だ。
「アイスバー東京」のテーマは「Purity with a Twist」。ICEHOTELのアーキテクト、アッケ・ラーソンとアート・ディレクターのアーネ・バーグが、「遊び心」を重視してネーミングしたという。そんなアーティストたちが「想」を凝らして刻んだ彫刻や壁、カウンター、イス、テーブル・・・いや、それだけではない、グラスまでも氷でできている。こうした環境を維持するのだから、当然、室温は「マイナス5度」ということに。
入店時は防寒用のケープとグローブを渡され、それを着用しての入店となるため、寒くて困ることはない。場所が東京・銀座で、おまけに真夏であるということは忘れてしまうだろう。
カロッツェリアジャパンの大庭稔代表取締役社長は「周辺にホテルも多いことから、地方のお客さま、ゲストの4割を占める外国人の皆さまに、より便利に楽しんでいただければうれしい」と話す。
天然氷のグラスで飲むカクテルも格別。目にするもの、触れるもの、すべてが忘れがたいエクスクルーシブな体験となるはずだ。
営業時間は13時~28時、無休。入場料は3500円(45分入れ替え制)で、防寒ケープとグローブのレンタル、天然氷グラス1個、カクテル/ワインなどのアルコールドリンクあるいはソフトドリンク1杯付き。
予約専用電話番号は、03-6228-5022。