乗務員が「裸」でアピール!? NZ航空「安全ビデオ」

   飛行機に乗ると、離陸前に必ず流される「機内安全ビデオ」。でも、旅行前のわくわく感が先立って、うわの空になっている人も多いはず。そんなことを見越して作られたのか、ニュージーランド航空の「安全ビデオ」は、なんと客室乗務員やパイロットが「裸」で登場。思わず「見入って」しまうこの動画が「ユーチューブ(YouTube)」にアップされ話題だ。

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「初見では(裸だと)気づかなかった」


「Bare essentials of safety from Air New Zealand」

   「裸」といってもその素肌には制服のボディーペイントが施されている。だがその精巧さは、一目でペイントとは分からないほど。カメラワークも絶妙で、女性のバストなどは映らないよう配慮されている。この「安全ビデオ」、タイトルは「Bare Essentials of Safety」(必要最小限の安全)。「Bare」(=裸)というのが「シャレ」かどうかは分からないが、BGMにはポップな音楽が流れ、出演者もノリノリだ。

   とはいえ、内容はいたってまじめなもの。機内での諸注意、シートベルトの留め方、ライフジャケットや酸素マスクの使い方を丁寧に説明してくれる。

YouTube再生回数は約300万回

   「YouTube」には09年6月22日にアップされ、再生回数は約300万回(7月6日現在)。コメントも「これは注意をひくよね」「アイデアの勝利!」「初見では(裸だと)気づかなかった」など、数多く寄せられている。ちなみに、ニュージーランド航空では、テレビCMでも「裸」にボディーペイントの乗務員を出演させている。そのタイトルは「Nothing To Hide」(隠し事は一切ない)。同社の航空運賃がシンプルで、余計なチャージが一切ないことのアピールなのだろうが、なんとも意味シンだ。

ホリデー茂山

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