「ホレホレ節」その歌に込められた日本人移民の思い


ソウル・フラワー・モノノケ・サミットのみなさん

   財団法人アリオン音楽財団は2009年7月22日、東京都港区の草月ホールにて、コンサート「<海を渡った移民ソング>桃源郷へ~ハワイ生まれの日本民謡『ホレホレ節』」を開催する。

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   「ホレホレ節」は19世紀末(明治・大正期)、ハワイに渡った日本人労働移民が自らの手で生み出した日本民謡。「ホレホレ」とは、サトウキビの枯葉を手でかき落とす仕事を意味し、炎天下での作業のもと、即興的に生み出されたものだ。歌詞は七七七五の句型で、日本語、ハワイ語、英語をまじえながら、当時の生活を伝える内容となっている。

   当日は3部構成。ハワイ出身で沖縄4世のアリソン・アラカワさんがホレホレ節を披露。フランクリン王堂さんがレクチャーするほか、沖縄民謡で知られる大工哲弘さんがハワイや台湾で生まれた移民ソングを披露。また、日本の労働歌などを中心に歌活動を展開するソウル・フラワー・モノノケ・サミットによるライブも控えている。

   18時開場、18時半開演。チケットは4000円(全席自由)。

   アリオンチケットセンター03-5301-0950

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