「トランスフォーマー/リベンジ」PR 主演のラブーフら来日
出演のシャイア・ラブーフ(左)、ミーガン・フォックス(右)
日本のアニメを原作にしたハリウッド映画の続編「トランスフォーマー/リベンジ」の世界公開に先だち、2009年6月8日に東京・六本木で、ワールドプレミアが開催された。
1500人の観客から大歓声
主演のシャイア・ラブーフやミーガン・フォックス、監督のマイケル・ベイなどが来日。 ほしのあき、日馬富士、叶姉妹、加護あいなど各界の著名人も駆けつけた。
ステージ上に展示された黄色の「シボレー・カマロ」が突如煙や炎に包まれると、高さ6.7メートルのトランスフォーマー「バンブルビー」に変身(トランスフォーム)。1500人の観客からは大歓声があがった。ラブーフは「この映画を是非楽しんでいただけたらと思います」とPR。フォックスは「最高のアクション大作だと思います」と語った。
特別ゲストとしてタカラトミー創業者でトランスフォーマーの生みの親でもある佐藤安太さんが登壇。「25年前に考えたトランスフォーマーが、まさかこのような映画になるとは予想もしなかった」と述べ、マイケル・ベイ監督にトランスフォーマーフィギュアでできた記念品を贈呈した。
キスシーン? 「なかなかいい質問だね」
翌9日、東京・新宿で行われた記者会見では、ラブーフに、劇中で披露された2人のヒロインとのキスシーンについて質問が及ぶと、「なかなかいい質問だね」と言いながらも照れた様子で「比較はできません。二人とも美しい女性たち。お金を払わなければならないくらい。これ以上言うと怒られるので」とジョークを交えて答えていた。
ヒロインのフォックスは、撮影の苦労について、「1000ガロンのガソリンやダイナマイトの爆発するシーンは『みんな安全だから大丈夫だよ』と言ってくれたけど、怖かった。あれほどアドレナリンが分泌されたことはなかった」と話し、「トランスフォーム(変身)できたらどうする」との質問には「ジョニーデップの妻」と即答して笑いを誘った。
マイケル・ベイは、続編の可能性について「まだ話はしていない」としながらも、「日本を舞台にして!」との要望には、「僕は撮影許可を取るのが得意だけど、日本で許可を取るのは難しいみたい。だから、皆さんの協力があれば実現するかも」と思わせぶりに語った。
「トランスフォーマー/リベンジ」は6月20日から全国ロードショー。6月19日には世界最速で先行上映される。
レッドカーペットに参加した著名人。左から加護あい、叶姉妹、DAIGO、乙黒えり、KONISHIKIと妻、ほしのあき