皇后陛下、藤原紀香さんに労いの言葉 全国赤十字大会


   日本赤十字社は2009年5月14日、赤十字思想誕生150年を記念し、東京・代々木の明治神宮会館で「全国赤十字大会」を開いた。

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   式典には全国から赤十字社員(賛同者)やボランティア代表など約2000人が集まった。名誉総裁である皇后陛下も出席され、有効章の授与やあいさつを述べられるなどした。

   皇后陛下は「紛争や災害で、人道的な援助を必要としている多くの人々からの期待は今後ますます高まっていくものと思われます。赤十字の思想が世に提示されてより150年という記念すべき節目に、改めて赤十字活動の根底にある人道への思いを深めていきたいものと思います」と述べられた。

   その後、日本赤十字社の「初代広報特使」として今年3月にケニアでボランティア活動した女優の藤原紀香さんが「活動を通して嬉しかったことは、現地で最高の感謝の言葉である『ダンサ』と言ってもらったことです。赤十字の活動が浸透していることを実感しました」と笑顔で報告。皇后陛下は「これからもみなさまのために広報特使のお仕事をがんばって続けてください」と労いの言葉をかけられた。

   その後記者団に「皇后陛下のご印象はいかがでしたか」と問われた紀香さんは、「とてもお元気でほがらかなご様子で、わたしも嬉しくなりました」と語った。

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