ギャルもさすがに困惑 メークに走る「オトコ」たち
早いもので今日から5月。
暖かい日が続き、ギャルたちのファッションへの意気込みも気温とともに上昇しています。
そして、テンションが上がっているのは彼女たちだけではありません。
それは、ギャルと切っても切れない関係の「ギャル男」。
今回のギャルウォッチでは、ギャルからシフトチェンジし、最近のギャル男事情についてご紹介しようと思います。
化粧ポーチを持ち歩いている
オトコだって化粧したいのです
一口にギャル男と言っても、趣味、生態は多岐に渡ります。
お兄系・サーフ系・オラオラ系・アメカジ系・オリャニャン系etcといった様々なジャンルに分類されており、ギャルと同様、時代に応じ変化を遂げています。
そんな中、ギャルに負けず劣らず、彼らの「美」に対する意識は高まっているのです。
というのは、一部のギャル男たちは驚くことに、女性と同様に「メイク」をし始めているのです。更には化粧ポーチを持ち歩いているという事実も…。
「男友達に眉毛を描いている人がいる」
「アイラインとノーズシャドーを塗っている人がいる」
「ファンデを貸して欲しいと言われた」
「アイプチを貸し借りしている」…etc。 (「アイプチ」:二重まぶた形成商品)
このように密かに広がる「ギャル男のギャル化」現象を教えてくれたのは、彼らとの交流の深いギャルたちでなのですが、そのギャルたちが「ギャル男の増殖」に、
「眉毛はまだ許せるけど、ファンデは無理!」
「男がメイクするなんて絶対ヤダ!」
と、驚き、あきれているようなのです。
彼らの「美」へのこだわりは強く、驚くことに、一部のギャル男たちの間では、まつエク(まつげエクステ)が流行っており、中には整形にまで手を出すギャル男もいると言います。
では、なぜ彼らは女性と同様にメイクをするようになったのでしょうか。
その理由の一つとして、ギャルと同様に"盛った"自分を演出したいという気持ちが根底にあると感じます。(「盛る」:いつもの自分以上の「自分」を作り上げること)
要するに、女性がメイクをすることで綺麗になるように、彼らもメイクをすることで、いつもよりかっこいい自分へ「変身」出来ることに喜びを感じているのです。
雑誌「men's egg」の存在が大きいかもしれません。
「men's egg」とはギャル雑誌「egg」の男性版として1999年に発行され、今月の14日発売号で10周年を迎えるギャル男のバイブル誌のこと。
ファッション・ヘアカタログといったギャル男たちが求める「オシャレ」を追及しており、彼らが「ギャル男」を追求する上でなくてはならない雑誌です。
また、昨今では、男性専用のメンズエステやメンズ化粧品が人気。そんなことからも、男性たちの「美意識」の向上がうかがわれるのではないでしょうか。
皆さんはこの「ギャル男のギャル化」現象をどう感じますでしょうか。
いつの日か、女性と同様に日常的に男性もメイクをする日がやって来るのかと思うと…。
個人的ではありますが疑問と困惑を抱く今日この頃です。
有限会社SGR まぁ~さ