開国博Y150・巨大クモのルーツはここに! 仏の巨大人形パフォーマンスがDVDに
普通の街が一変、劇場の世界に!
コロムビアミュージックエンタテインメントは2009年4月22日、仏のパフォーマンス集団「ロワイヤル・ド・リュクス」の代表作「巨人の神話/スルタンの象と少女」の2枚組DVDを発売する。
「ロワイヤル・ド・リュクス」は南仏・エクサンプロヴァンスに設立されたパフォーマンス集団で、フランス国内だけでなく、世界各地に赴き「スペクタクル・パフォーマンス」を行っている。
今回のDVDには、街の中で、ひとつのストーリーに沿って巨人やキリン、象や少女など、巨大な「からくり人形」ともいうべきマリオネットを操りながら繰り広げられる圧倒的なパフォーマンスが収められている。その巨大さに驚き、見上げている街中の通行人らと絡みながら、まるでマリオネットが「生きている」かのようにパフォーマンスを展開し、ストーリーをつむぎ、街をひとつの「劇場」や「童話」の世界に変えていく――というのが概要だ。
この巨大なマリオネットを制作したのは仏のアート劇団「ラ・マシン」の面々。実は「ラ・マシン」、09年4月17日から19日まで「横浜開国博Y150」のプレイベントで総勢70人が来日し、「横浜という街をイベント化する」をコンセプトに、飛行機ほどあろうかという巨大なクモを操るパフォーマンスを披露しているのだ。「観客」からはあまりの壮大さと意外さに、歓声と驚嘆の入り混じったような声が上がっていた。
動画サイト「YouTube」ユーザーも、彼らのパフォーマンスレベルの高さは衝撃だったようで、DVDに収録されている演目「スルタンの象と少女」を紹介した動画「The Little Girl Giant」は、再生回数240万回を突破。その注目度は今後さらに高まりそうだ。
「巨人の神話/スルタンの象と少女」2枚組DVDは7875円(税込)。単品でも09年4月22日の同時発売で、「巨人の神話」が4935円(税込)、「スルタンと象の少女」は3990円(税込)。