日本と違う「コーヒー事情」 シアトル系が流行ったワケ
独立記念日(7月4日)のお休みを利用して3泊4日のシアトルの旅へ行ってきました。海と山を見て育ち、四季を堪能してきた私にとっては、湖に囲まれ、遠くには山々を眺めることができ、そして住宅地や街中に緑があふれるシアトルは心地よく感じるものがありました。
シアトルのおいしいカフェ・オレに感激
シアトルのコーヒーはロサンゼルスとは一味ちがう
さてシアトルではいろいろと満喫してきたのですが、忘れられないものの一つとなったのがインディペンデント系カフェで味わったカフェ・オレの味です。
大のコーヒー好きで日本にいたときは喫茶店からチェーン店まで立ち寄るのが日課だったのですが、渡米後、ロスではおいしいコーヒーに出会えることがなかなかない、とわかったときはショックで、日本のコーヒー専門店が恋しくてたまりませんでした。
なかでもザガットで高評価をうけていたレストランで「ぬるい」コーヒーがでてきたときは怒りがこみ上げてきたほど。そんなこともあったので、シアトルでおいしいコーヒーに出会ったのはまさに「感動」でした。
コーヒーといえば最近はマクドナルドがコーヒーに力を入れていることが知られていますが、私の周囲にもファンが増えています。
外でコーヒーを飲むときは、スタバかPeet's Coffeeでもっぱらトール(tall、一番小さいサイズ)のToday's Special(今日のコーヒー、約1ドル50セント)を買うのですが、ただ「いったいいつ煎れたの?」と思うほど煮詰まっていることもよくあります。
それが嫌で、妹の旦那は作り置きされたレギュラーコーヒーより新鮮ということでエスプレッソのショットにお湯を入れてできているアメリカンを頼みます。たとえばスタバでは「tall Americano」と注文すると、2ショットのエスプレッソにトールサイズ分のお湯を入れたものがでてくるそう。
コーヒーだけを買いにマクドナルドへ
ホットもアイスもおいしいマクドナルドのコーヒー
マックのホットコーヒーは1ドル50セントほどでおいしいコーヒーが堪能できるのですからうれしい限り。季節柄、アイスコーヒーファンも多く、私自身もそれだけを買いにマックにいくほど。それまではマックの味は苦手で渡米して一度も食べたことがなかったというのに……、です。
アイスコーヒーの味はレギュラー、バニラ、キャラメル、ヘーゼルナッツとありますがたいていはレギュラーを頼んでいます。お気に入りの飲み方はお願いして少しだけ砂糖をいれてもらうもの。
しっかりトレーニングされているせいかどこの店もはずれはないな、と思っていたら、シアトル旅行で利用した空港内のマックでまずいアイスコーヒーに遭遇しました。
また2007年ぐらいからやっと目に見える形でエコが浸透しつつある南カリフォルニアですが、コーヒーにおいてもオーガニックのコーヒー豆を売っている店が増えてきており、Whole Foodsなどの自然&健康系スーパー以外でも見かけるようになりましたし、オーガニックのものや世界中から仕入れた安くておいしいものを扱う日本人ファンも多いTrader Joe'sでもすっかり定番の一品となっています。オーガニックのコーヒー店kean coffeeも近所にオープンしました。味もなかなかだし、アートもしてくれてお洒落。
シアトルのようにおいしいコーヒーが飲める場所がロサンゼルスにももっと増えるといいなあと切に願う今日このごろです。