DIC川村記念美術館「シーグラム壁画」を国際文化会館に移設 常設展示室「ロスコ・ルーム」を共同運営

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日本にあること自体、意味がある

   国際文化会館は1952年に設立。理事長の近藤氏は、同館が建つ六本木という場所について「東京の中で最も国際的で、アートの集積地のひとつ」と説明した。開設される「ロスコ・ルーム」を中核として、さまざまな美術品が日本の大きな魅力になっていって欲しいと望む。

   「シーグラム壁画」について池田氏は、「アメリカ、ヨーロッパ、そして国際文化会館。世界に3か所しかない」と語ったうえで、こう強調した。

「日本にあること自体がすごく意味がある。(壁画がある)3つの場所の1つがアジアに存続することは、極めて大きなことだと思っております」

   近藤氏は「ロスコ・ルーム」の共同運営について、「アートや建築の力によって民間外交、国際文化交流を推進していきたい」 と述べた。

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