燃費効率、作業量、掘削力アップ
「PC200i-12」は、安全性も高まっている。周囲の状況を把握する高精細広角カメラを4台搭載。作業半径内に人が近づくとブザーで注意喚起し、併せて危険時の速度制御と停止を行う。また、衝突回避範囲を判定し自動停止する、ジオフェンス機能もある。工事現場内の電線や配管などとの接触を自動で防ぐのに役立つ。
車体の制御では、コマツ独自の電子制御油圧システム「エレクトリック&ハイドロリックシステム」を採用した。これにより、燃費効率が20%向上、作業量は18%増加、掘削力も7%アップし、作業効率が高まっている。
「PC200i-12」の機械質量は20.7トン、エンジン定格出力は129キロワット、標準バケット容量は0.8立方メートル。公表価格は3150万円。