歌やダンスをはじめ、さまざまな表現を楽しむイベント「みんなのハレ舞台 with AI」が2024年11月16日、東京・池袋のHareza池袋で開催された。主催は東京建物(東京都中央区)と、公益財団法人としま未来文化財団(東京都豊島区)。
同イベントでは、東京建物サステナビリティパートナーを務めるアーティストの AI さん、高際みゆき豊島区長がトークショーに参加。AIさんによるスペシャルステージも行われた。
「自分が普段なれないような何かになれる経験をできる」
トークショーのテーマは、「誰もが主役になれるまち」。AIさんは、自身が出演する東京建物の企業CMの撮影地である「Hareza池袋」の印象や池袋のまちについて、
「プライベートでも来たことがあり、なんでも揃う住みたくなるまち。いろんなイベントをやっていたり、さまざまなカルチャーがあったり、自分が普段なれないような何かになれる経験をできる」
とコメントした。
そのCMに使用された自身の曲「BE WITH YOU」については、「ずっと続く(愛される)ような曲にしたい。毎日いろんなことがあるけど、ちょっとだけ楽しみを探して、笑えることがあったり、チャレンジしてみたり、楽しい未来を作っていけたらいいよね」と、思いを明かした。
2 児の母である AI さん。「ママ目線」で、子育てしやすいまちの魅力についてこう語った。
「こどもと池袋に来ると、なかなか帰してもらえない。日常的に楽しめる場所って素晴らしい。イベントなど気軽に楽しめるきっかけも多くてすごくいいと思う」
AIさんはイベント後半のスペシャルステージで、「BE WITH YOU」を披露。会場の子どもたちや豊島区のキャラクターと一緒に、みんなで歌って踊った。他にも、代表曲「ハピネス」などを熱唱。
最後は、デビュー25周年と11月2日に誕生日だったAIさんに、サプライズで花束が贈られ、会場の全員で「ハッピーバースデー」をプレゼント。AIさんは大喜びだった。
巨大キャンバスで「未来の池袋」を表現
「みんなのハレ舞台 with AI」は東京建物による、「サステナブルなまちづくり」に関する考えや取り組みの発信強化を目的としたプロジェクト「DO for Sustainability. with 東京建物」の一環で実施された。
高際みゆき豊島区長はイベントで、池袋の今後の展望をこう述べた。「豊島区として、こども達にいろんな経験をしてほしいので、さまざまな文化と日常的に触れ合えるまちにしたい。まちづくりは豊島区だけではできない。東京建物さんなど民間と一緒になって考えていきたい」。
また豊島区に縁のある学校や団体がステージに登場。ダンスや音楽で来場者を楽しませた。
会場のメインステージ横では、幅6メートルの巨大キャンバスが「ペインティングウォール」として設置された。多くの人が参加して自由に絵を描き、色を塗って「未来の池袋」を表現した。
完成した作品は、12月6日まで「としま区民センター」1階ロビーで、12月7日~12月末までは東京建物八重洲ビル1階ロビーで展示予定だ。