文化庁は2024年10月25日から、全国に104ある日本遺産のストーリーを紹介するショートムービーを「まいにち日本遺産」と題し、文化庁の公式SNS(インスタグラム、X、YouTube)で約60秒の縦型ショート動画として発信してきた。
さらに、著名人・インフルエンサー4組とのコラボレーションによる特別動画を制作。11月22日から順次公開していく。
「日本遺産の持つ魅力を全身で堪能してください!」
特別動画の第1弾は、「QuizKnock」の伊沢拓司さん出演によるショートムービーだ。伊沢さんは、「まいにち日本遺産」のメインビジュアルにも起用された。
今回、全国で唯一の特別重点支援地域(日本遺産プレミアム)に選定された「御食国(みけつくに)若狭と鯖街道」を訪問し、自身のインスタグラムのリール動画で公開した。
訪問したのは、「まいにち日本遺産」で紹介したストーリー#005「海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群~御食国(みけつくに)若狭と鯖街道~」(福井県)で取り上げられた場所。
伊沢さんは、次のようにコメントを寄せた。
「行ってきましたよ、若狭。『御食国』と呼ばれたこの地が、日本の食や風物をつないできた歴史を、美味しく確かめてきました! 名物を各地でたくさん食べながら、景色や文化も味わえるという盛りだくさんの旅路です。ぜひ皆さんも、日本遺産の持つ魅力を全身で堪能してください!」
インフルエンサーの動画が続々登場予定
特別動画ではほかに、「QuizKnock」の須貝駿貴さん(25年2月、インスタグラムのリール投稿で公開予定)、バラエティー番組「水曜どうでしょう」ディレクター・藤村忠寿さん(25年1月10日、YouTube投稿で公開予定)、総フォロワー30万人のインフルエンサー・りりぼん夫婦(24年12月6日、インスタグラムのリール投稿で公開予定)を起用する。
それぞれ異なる日本遺産を訪れ、独自の視点で紹介する特別動画を通じて、日本遺産の「物語(ストーリー)」の認知拡大をねらう。
文化庁の「まいにち日本遺産」は、日本遺産それぞれの「物語(ストーリー)」を国内外への訴求を目的とした「クロスメディアを活用した日本遺産の魅力発信事業」の一環として展開している。