ノートパソコン(PC)などを手がけるVAIO(長野県安曇野市)は、モバイルPCの最上位モデルという位置づけの個人向けノートPC「SX14-R VJS4R1シリーズ」を2024年11月8日に発売すした。
AIノイズキャンセリング機能でウェブ会議の品質向上
天面および底面に新設計の熱可塑性カーボンファイバープレートを採用し、948グラムの軽量かつ堅牢ボディを実現した。
3つのマイクによるAI(人工知能)ノイズキャンセリング機能、会議のシチュエーションに合わせて選択できる4つのモードの実装などによりウェブ会議での品質が向上したとしている。背景だけをぼかせるほか、好みの画像を表示できる「バーチャル背景」などの機能に対応する。
約921万画素のカメラを選択可能で、映像の白飛びや黒つぶれを軽減するHDR(ハイ・ダイナミックレンジ)」、4つの画素をまとめて感度を高める「ピクセルビニング」などの高画質化技術を搭載。逆光や暗所などの環境でも表現力を損なわないという。
縦横比16:10の14.0型WUXGA(1920×1200ドット)ディスプレイを搭載。直感的な操作を実現するタッチパネルディスプレイ搭載モデルも用意する。
片手で開くヒンジ機構、スリープから素早く復帰する「モダンスタンバイ」、静音性と打ちやすさを追求したキーボードなどを装備する。
個人向け標準モデルの主な仕様は、OSが「Windows 11 Home」(64ビット)をプレインストール。CPU(プロセッサー)はインテル「Core Ultra 5 125H」/ 「Core Ultra 7 155H」。メモリーは16GB、内蔵ストレージは512GB SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)。
「Wi-Fi 7」準拠の無線LAN、Bluetooth 5.4をサポートする。バッテリーは標準/大容量の2種。
カラーは新色のディープエメラルドのほか、アーバンブロンズ、ファインブラック、ブライトシルバーの4色。
このほか、天面のVAIOロゴとオーナメントを黒く仕上げた「ALL BLACK EDITION」、同社のコーポレートカラー"勝色"に染め上げた数量限定の特別仕様がある。