各種家電およびパソコン関連などを扱うLGエレクトロニクス・ジャパン(東京都中央区)は、ワイヤレス4K有機ELテレビ「OLED M4」2モデルを2024年11月上旬から順次発売する。
AIを統合させた映像エンジン
端子やチューナーを備えた「Zero Connect Box(ゼロコネクト・ボックス)」と無線接続することで、ケーブルを気にせず設置できる。今モデルでは77型のほか65型を追加した。
4K/144Hzの膨大な映像と音声のデータを60GHz帯でワイヤレス転送可能。一般的な無線LANと帯域が異なり、混信による通信障害の心配がなく、ディスプレイとZero Connect Boxは最大10メートルまで離せるため設置の自由度が高い。
付属する壁掛け用の取り付け金具は本体の中に収まる構造で、壁面にぴったりと密着させて設置可能な「One Wall Design」を採用する。
映像エンジンはAI(人工知能)を統合させた独自のリアルタイムAIプロセッサー「α11 AI Processor 4K」を搭載。AIによって画質と音質を最適化し、地上波からネット動画まで、コンテンツに合わせて美しく鮮明な映像と豊かなサウンドで楽しめる。
独自OS「webOS 24」をプレインストール。ホーム画面から各種アプリにアクセスし、ユーザーの好みにカスタマイズできる。同OSは5年間で計4回のアップグレードを保証するという。
応答速度0.1ミリ秒を実現し、ゲームプレイにも対応。レースゲームなど画面の切り替えが速いシーンでも残像感が少なくスピード感のある映像を楽しめる。
市場想定価格は、77型「OLED77M4PJA」が99万円前後(税込)、65型「OLED65M4PJA」が69万3000円前後(同)。