パソコン(PC)およびスマートフォンの周辺機器などを扱うアイ・オー・データ機器(金沢市)は、ネットワーク・ハードディスク(NAS)「ランディスク HDL2-LE」シリーズなど2モデルを2024年10月下旬に発売する。
多彩な容量をラインアップ
いずれも、2.5GbEに対応し、高速な読み込み/書き込み速度を実現。PCやスマートフォンなどにためた写真や動画などの大容量データを素早く保存できる。2コアCPU(プロセッサー)を搭載し、複数機器からの同時アクセスでも速度低下を最小限に抑え、安定したパフォーマンスを実現する。
外出先からのリモートアクセスにも対応し、どこでも手軽にデータの保存や閲覧が可能だ。
古いNASのデータを、ツリー構造をそのまま保持してコピー可能。買い替え時のデータ移行がスムーズに行える。実行スケジュールを設定すれば、PCを起動せず本機のみで自動的にデータをコピーできる。
ハードディスク(HDD)2台モデル「HDL2-LE」シリーズは、法人向けモデルと同様の分厚い板金を採用し、衝撃に強く堅牢性の高い構造とした。外部振動を抑制するドーム型のゴム足を備え、パフォーマンスの低下や振動によるHDDの劣化を最小限に抑える。
法人向けモデルに搭載されているデータ二重化技術「拡張ボリューム」を採用。2台のHDDに同じファイルを書き込むことで、どちらかのHDDが故障してもデータを失わない。
2台のHDDを片方ずつ上位容量に交換し、容量を増やすことができるなどの拡張性も備える。
HDD容量2TB/4TB/8TB/12TB/16TBの5モデルを用意する。
価格は3万9050円~12万9140円(税込)。
HDD1台モデル「HDL1-LE」は、背面にUSB 3.2 Gen1ポートを装備。USB HDDを接続すれば、保存されたデータを素早くバックアップ可能だ。
独自の「履歴差分バックアップ」を採用。最初にフルバックアップを行い、その後は変更されたファイルだけを差分バックアップすることで、バックアップ時間の短縮とデータ容量の節約ができる。復元も簡単だ。
HDD容量1TB/2TB/4TB/6TB/8TBの5モデルをラインアップする。
価格は2万3980円~6万8970円(同)。