アップルは、スマートウォッチ「Apple Watch Series 10」を2024年9月20日に発売した。
「睡眠時無呼吸」の兆候を特定する機能も実装
Apple Watchシリーズとしては史上最薄で、最大かつ最も先進的な広視野角の有機ELディスプレイを搭載する。電力効率の向上により常時表示モードでの高速リフレッシュレートを実現し、1分に1回から1秒に1回へと進化した。
コンパクトデザインと、より高速な充電により、睡眠時の着用が快適かつ便利になったとしている。心拍数や呼吸数、手首の皮膚温などを記録する健康機能に加え、重大な健康への影響をもたらす可能性があるとされる「睡眠時無呼吸」の兆候を特定する機能を実装する。
このほか、水中や水際でのアクティビティに適する50メートル耐水、自動ストローク検知、ラップ計測などの機能に加え、水深と水温センサーを内蔵する。
OSは「watchOS 11」をプレインストールし、SiP(システム・イン・パッケージ)「S10」を内蔵。音声アシスタント「Siri」、音声入力、ワークアウトの自動検出、衝突事故や転倒の検出などの安全機能を備える。
42ミリ、46ミリの2サイズ、鏡面仕上げのアルミニウム(カラーはジェットブラック)、チタニウム(ナチュラル、ゴールド、スレート)の二つを用意する。
価格は5万9800円~(税込)。