どのエリアにもゾンビが徘徊
17時になるとゴールデンプラザの雰囲気は、華やかな明るい雰囲気から打って変わる。ふと天井を見ると、「ゾンビウイルスがまん延している」とのニュース映像が映し出された――。
警報が鳴り響く。ゾンビと自衛隊隊員に扮した役者が現れ、戦いが始まった。大変だ......。生存者にゾンビが食らいつき、その人がゾンビになるシーンも。同時に会場の照明も赤く、薄暗くなってくる。記者もドキドキするなか、参加者は「安全な場所」へ誘導された。
ゴールデンプラザから出てきたゾンビは、イマーシブ・フォート東京内に散らばり、どのエリアにも現れる。閉館の20時まで徘徊を続けているそうだ。ただし、特に攻撃してくるわけではない。
3階にある「ゾンビエリア」では、ゾンビウイルスを無効化するワクチンを探すアトラクションに参加できる。ワクチンを探すミッションがすべてクリアされると、全てのエリアのゾンビがワクチンによって人間に戻ることができる、というものだ。
記者は、「研究所の倉庫エリア」でワクチン探しに参加した。ゾンビは「大きな音」に反応するそうなので、音を立てず静かにワクチン入りアタッシェケースを探す。ゾンビが群がっている場所があり、そこで無事、見つけた。これで、ゾンビウイルスを無効化できた。
イマーシブ・フォート東京の広報によると、「新たなハロウィーンの聖地」作りたいという思いのもと、各アトラクションの制作に至ったとの話だった。