マルハン(東京都千代田区)は、東京・東池袋にブランドアミューズメント施設「ME TOKYO IKEBUKURO」を 2024年8月8日、オープンする。ターゲットとする客層は、いわゆる「推し活」を楽しむZ世代だ。
施設内には、写真や動画を「5D」(四方八方に設置されているモニターから動画が飛び出す)で映し出せる「イマーシブ5Dエモーションルーム」や、コスプレブースといった設備がある。開業前にJ-CASTトレンドが取材した。
「推しカラードリンク」作れる
「イマーシブ5Dエモーションルーム」は建物の4階にある。部屋の中に入ると、自分の立ち位置の上下左右を「5Dモニター」が囲んでいる状態に。また、モニターにはLEDライトが付いていて明るい。自身のスマートフォンを接続することで、好きな写真や動画が5Dモニターから映し出され、まるで四方八方から推しが飛び出してくるかのようだ。カメラを持っていれば、その様子を撮影可能だ。
同じ階には、ドリンクブースも。いろいろなカラーシロップが置いてあり、「推しカラー」でドリンクを作れる。記者は、薄い紫から濃い紫に変わるドリンクを作ってみた。その隣には、コスプレブース。アイドルやアニメの中の衣装を着用でき、ドリンクを片手に撮影も可能だ。
1階~3階は、クレーンゲームの専門ブース。流行しているアニメやキャラクターグッズ、菓子類などを取り揃えている。スタッフは、来店客が推しのグッズを身に着けていたら話しかけ、楽しく「推し活トーク」するという。マルハン広報によると、客の興味に寄り添って声がけすると、スタッフ自身も楽しく働けるからだという。スタッフから話しかけることで、来店客も話しやすい雰囲気の店にしたかったとも話した。