ソニーは、スマートフォン「Xperia 1 VI」を2024年6月上旬から発売する。新設計の望遠光学ズームレンズを装備するほか、AI(人工知能)を活用し、撮影昨日も高めている。
AI活用のオートフォーカス性能も
85~170ミリの広い焦点距離をカバーする望遠光学ズームレンズを備え、人肌の自然な色味や表情をありのままに捉え、豊かなボケ表現で本格的なポートレートの撮影ができるという。接写では最大2倍のテレマクロ撮影が可能で、肉眼では捉えられない細部まで高精細の撮影が可能だ。
背面カメラは1200万画素、4800万画素、1200万画素の3眼レンズを装備する。前面カメラは1200万画素のみ。
シャッターボタンが大きくなり、よりカメラ専用機に近い操作感になった。背面は安定感のあるグリップとデザイン性を兼ね備えた機能性触覚デザインを採用する。
すぐれた低照度性能を実現したイメージセンサー「Exmor T for mobile」、AIを活用したAF(オートフォーカス)性能、同社のテレビ「ブラビア」の映像美を再現するAI画質調整技術「Powered by BRAVIA」なども実装している。
ゲーム関連では、「ゲームエンハンサー」に新機能「FPS Optimizer」を追加。プレイ環境に応じてプロセッサーやフレームレートを最適化する。タッチ入力も改善し、トラッキングスピードを3種類から選択できるほか、タップの精度は2段階に設定可能だ。
約6.5型フルHD+有機ELディスプレイを搭載。メモリーは12GB/16GB(SIMフリーモデルのみ)、内蔵ストレージは256GB/512GB(同)。microSDXC(最大1.5TB)に対応する。IPX5/8防水、IP6X防塵性能を備える。バッテリー容量は5000mAh。
カラーはブラック、プラチナシルバー、カーキグリーン(SIMフリーモデルのみ)、スカーレット(同)の全4色。
SIMフリーモデルは、メモリー12GB/内蔵ストレージ256GBモデル(市場想定価格は19万円前後、以下全て税込)と同12GB/512GBモデル(同20万5000円前後)を6月21日に発売。メモリー16GB/内蔵ストレージ512GBモデル(同21万9000円前後)は8月23日に発売する。