「日常使い」も「イザという時使い」も
アイラップを販売する、岩谷マテリアルのSNS運用責任者(ザンギマン)こと、坂本英明さんを取材した。24年からは「防災士」としても活動している。
同社の立場上、レシピ自体には関与していないものの、能登半島地震で話題となった「アイラップ炊飯」(120ページ)や、SNS担当への取材(124ページ)などで協力しているという。なおアイラップ炊飯に関しては、坂本さんの実演を収録している。
坂本さんによると、同書はアイラップの特徴を活かした「湯せん」、「電子レンジ」、「冷凍」を駆使した構成となっている。特筆すべきは「イザという時に活用できる『湯せん』レシピが充実している点」にあると話す。
「アイラップは日常生活で活躍するポリ袋ですが、災害時には防災用品として活用できる『フェーズフリー商品』でもあります。各ご家庭においてもぜひローリングストックしていただきたいですね」
「フェーズフリー」の商品とは、日常はもちろん、非日常(災害時)にも役立つモノを指す。「ローリングストック」は、備蓄食品を賞味期限が切れる前に消費し、都度買い足して備える方法のことだ。