鳥取、高知、島根、徳島
『未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること』(講談社現代新書)によると、2045年には、全国各地で人口減少がさらに進んでいる。
秋田県は17年に、県人口が100万人を切ったばかりだが、現在は90万人割れが目前。それが、2045年には約60万になるという。
このほか45年には、鳥取県が約44万人、高知県も50万人を割り、島根県、徳島県、山梨県も60万人に届かない。
人口減少と同時に、高齢化も進んでいるから、人口構成はいびつになる。秋田県の場合、45年には、75歳以上の割合が31.9%。つまり約3人に1人が「後期高齢者」となると予想されている。20年後のことだから、そう遠い先の話ではない。
ちなみに今回の調査では、外国人は24万3000人(8.3%)増の315万9000人となり、2年連続の増加だった。NHKによると、外国人を除いた日本人の人口は1億2119万3000人。前の年と比べて83万7000人、0.69%の減少となり、減少率はさらに大きくなっている。