「キィーッ」とすさまじく甲高い音が鳴り響く
まず、鉄板の上にたこ、エビ、ちりめんといった具材をのせ、広げる。具材の位置を確認し、問題がなければ鉄板の板を上から重ね、プレスする。
取っ手が回せるようになっており、回すと挟む力を強くできる。
挟んだ瞬間から、エビの皮がバリバリ潰れていく音と、たこの水分が抜ける音が混ざり「キィーッ」とすさまじく甲高い音が鳴り響いた。湯気が大量に上がり、具材のことを思うと少し可哀想な気持ちに......。ただ、この音もたこせんべいならではの魅力で、購入した人が毎回驚くという。
その後一度鉄板を開けて、不要な部分をカットして形を整え、再度焼き上げ完成だ。出来上がったたこせんべいのサイズは、30センチほど。かなり大きい。
店の前にベンチがあり、その前に江ノ電が走るので、電車を見ながらたこせんべいを食べることができる。風が強い日はたこせんべいが折れてしまうので、注意が必要だ。