値上げラッシュ、4月から3000品目以上 乳製品、菓子、ティッシュ、宅急便まで

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トイレットペーパーや宅配便も

   日用品ではティッシュやトイレットペーパー。王子ネピアは、ティッシュなど家庭用紙製品の全般について、4月22日出荷分から10%以上引き上げる。読売新聞によると、物流コストの増大が理由。同社は「徹底的なコスト削減に取り組んできたが、自助努力だけでは吸収が困難な状況だ」と説明している。

   大王製紙の箱ティッシュ「エリエール イーナ」や、日本製紙クレシアの「クリネックス」や「スコッティ」も順次、5~10%以上値上げされる。

   STV札幌テレビによると、製紙工場がある苫小牧市では、ふるさと納税の返礼品にトイレットペーパーを提供、人気の上位を占めている。寄付金は2017年に比べて22年は10倍に増えているという。

   物流コストの増大は、さまざまな商品価格を押し上げているが、宅配便自体も値上げになる。毎日新聞によると、ヤマト運輸はエネルギー価格の高騰や、運転手不足による賃金や時給の上昇などを受け、5年半ぶりに運賃値上げ。今後は年度ごとに価格を見直すという。

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