富士フイルムは、コンパクトデジタルカメラ「X100シリーズ」から、「X100VI」を2024年3月28日に発売した。
予測アルゴリズムで高速被写体も撮影可能
光学式と電子式を切り替えられる独自の「ハイブリッドビューファインダー」やデザイン性などはそのまま、約4020万画素「X-Trans CMOS 5 HR」センサーと高速の画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載。また新開発の最大6.0段ボディ内手ブレ補正などの機能を備えながら、約521グラムの小型軽量ボディを実現した。
多彩な色調が可能な「フィルムシミュレーション」に、忠実な色再現性とメリハリのある階調表現を両立した「REALA ACE」を、「Xシリーズ」では初搭載したという。写真フィルムを選ぶ感覚で、被写体やシーンに合わせて全20種類のモードを切り替え、多彩な色表現を楽しめる。
ディープラーニング技術を用いたAI(人工知能)による被写体検出AF(オートフォーカス)を実装。動物や鳥、車やバイクなどをAIで検出する。より進化したAF予測アルゴリズムを備え、高速で動く車や動物など幅広い被写体を撮影できる。
超薄型のチルト式液晶モニターをフルフラットに格納可能な設計を採用。様々なアングルでの撮影が可能だ。
カラーはシルバー、ブラックの2色。
価格はオープン。